天魔抗争とは、天使と悪魔による魂の争奪。
天使、悪魔、堕天使の3種族が異なる目的で天魔抗争に関わっていく
悪魔を捕縛するため、地上界に干渉する。その多くが謎に包まれた存在。
人と共に在るために、地上界の平穏を求め、天使と悪魔の抗争に干渉する。
普段は異界に潜むが、天界による悪魔の捕縛計画を察し、 レイヤー(境界世界)で計画を阻止すべく行動する。
古に飛来した宇宙生物のひとつである、古のもの達によって作られた、知性の低い粘液状生物。
燐光を発しており、用途に応じて手や足などの器官を自由に発生させることができる。
可愛らしい見た目をしているが、旧支配者の眷属が唯一恐れる生物とされており、未知の可能性を秘めた、危険な種族である。
旧支配者に仕える眷属の一つ。悪臭を発し、ペタペタという足音をたてて歩く。
地球上のほとんどの生物と交配することができるが、特に人間との交配を好むという。
彼らの血をひく者は、はじめ人間の姿をしているが、同族と接触したりストレスを受けたりすると《インマウス面》と呼ばれる特有の顔に変化するという。
いずれとも知らぬ場所から飛来した旧支配者の眷属。唸るような鳴き声でコミュニケーションを取り、飛び跳ねるようにして移動する。
人と交配することで種族を増やし、老化で死ぬことは無く、外的要因でしか命を落とすことがないと言われている。主に海底で生活しており、旧支配者を崇拝している《超自然的な存在》。
平安時代中期の豪族。《武勇のほどは関東に比類なし》と言われるほどの豪傑であったとされ、京都の朝廷に対して《新皇》を自称するが、即位後二ヶ月たらずで討伐されてしまった。
さらし首になった後も夜な夜な《身体はどこか》としゃべったなど、その怨念に関する数々の伝説が残っている。
ギリシャ神話に登場する怪物で、ゴルゴン三姉妹の一人。その名は《女王》《女支配者》を意味する。《自分の髪はアテナの髪より美しい》と自慢したことでアテナの怒りを買い、髪の一本一本を蛇に変えられてしまった。宝石のように輝く目を持ち、見たものを石に変える能力を持つ。
ギリシャ神話に登場する怪物で、巨大な胴体と9つの首を持つとされる。
テュポーンとエキドナの子で、うみへび座となった怪物として知られる。
首を落としてもすぐそこから新しい首が再生してしまうので、傷口を焼いて再生を封じることでしか倒すことができない。
外なる神の一柱にも数えられるが、ダゴンの妻とされるヒュドラとは別の存在。
《死と再生》や《不老不死》などの様々な循環を司る蛇神。 その名は《尾を飲み込む蛇》を意味する。 世界蛇・ヨルムンガンドを原型に持つとされ、その名の示す通り高い生命力を持つ。 蛇の習性ゆえに獰猛で、獲物を丸呑みにしようと襲いかかる。
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の大僧正。 100歳以上の長命であったとされ、徳川家康の側近として様々な朝廷政策や宗教政策に関与したとされる。 その生涯には不可解な点が多く、明智光秀が正体ではないかとされる説もある。 機知に富んだ人物であったとされ、軽妙な言動で周囲の人を感嘆させたという。
日本神話において神武天皇の道案内をしたとされる三本足のカラス。 その名は《大きくて広い》という意味を持つ。 中国のキンウ伝説と関連しており、同一視され共に太陽信仰の象徴とされることもある。 スサノオノミコトに仕える存在であるとされ、熊野大社のお仕えとなっている。
幕末四大人斬りの一人。 《人斬り以蔵》の二つ名で知られる。 我流で剣を学びながら桃井道場に入門するも、学問や世事に興味が無かったため免許皆伝には至らなかった。 一時は坂本竜馬の紹介で、勝海舟の護衛を務めた。
《横たわる》という語源を持つ悪魔。 女性の夢の中に現れるため夢魔とも呼ばれる。 標的となった女性の寝室にコウモリに化けて侵入し、悪魔の子を妊娠させるという。 姿を変える能力を持つが、その正体はひどく醜いとされる。
旧支配者と敵対しているとされる旧神の一柱。 セヴァン川の神とされ、白髪と灰色の髭を持つ老人で、貝殻のチャリオットを操る。 ナイトゴーントを使役し、海の神のような側面を持つ。
ギリシャ神話に登場する女性で、その名は《すべての贈り物》を意味する。 プロメテウスが人類に火を与えたことに怒ったゼウスが、人類に災いをもたらすために作った女性とされる。 アフロディナが魅力ある美しさと恋心を、ヘルメスが恥知らずな心とずる賢さを与えたとされ、パンドラの子供は様々な災厄を地上にもたらしたという。
キリスト教の悪魔で、黒ミサを司っている。 上級六大悪魔の一人ともされる大物。 語源はムハンマドの古フランス語をもじったものと言われるが、様々な異説があり定かではない。 山羊の頭を持つとされることが多い。
アッカドやメソポタミアに伝わる《風の魔王》 風と熱風を司るとされ、ライオンの頭と腕、サソリの尾と背中に四枚の羽を持つという。 パズズの起こす風に晒されたものは熱病に侵され命を落とすという。
その名は《まむしの女》を意味している。 ギリシャ神話に登場する怪物で、上半身は美女、下半身は蛇、背中に翼があったとされる。 元はスキタイ地方の女神であったとされるが、テュポーンと交わりオルトロスやケルベロスなど様々な怪物を産んだとされる。
義経記に登場する剣士。 陰陽師にして兵法の大家として知られ、源義経が兵書を盗み学んだと言われる。 また剣術の達人であり、剣八流の開祖といわれている。剣八流は別名京八流とも呼ばれ、諏訪流や吉岡流などに発展した。
夜の湖沼や墓場に出没すると言われる火の玉。 その名は《松明持ちのウィリアム》という意味を持つが、これはウィリアムという男の魂が現世を彷徨い続けるという伝承からつけられたという。 生前に罪を犯した魂が悪魔化したものとされ、昇天できずに現世を彷徨っているという。 旅人などを危険な道へと誘うとされる。
北欧伝承に登場する海の怪物。 タコやイカのような姿をしているとされる。 特徴はその巨体で、《島と間違えて上陸してしまう》と言われるほどの大きさであるとされる。 海に生きる船乗りたちにとっては脅威の象徴とされてきた。
夢の中に現れ精気を吸い取る悪魔で、女性の姿をしているとされる。 狙われた男性の理想の姿で現れるとされ、その誘惑を否定することは非常に困難である。 眠る時に枕元に牛乳の入った皿を置いておく と、その被害から逃れられるとされる。
イスラム教における堕天使で、悪霊に近い性質を持つ魔神。 性格は獰猛かつ短気で、炎を自在に操る。 知能があまり高くないため舌先三寸で丸め込まれることも多い。 ジンとは同族とされ、アラビアンナイトのランプの魔神として有名。
ドラゴンの頭、コウモリの翼、ワシの脚、蛇の尾を持つと言われる竜。 戦争や嫉妬、あるいは疫病を象徴するという。 その姿は紋章として使用され、《強い敵意》を表し戦時中軍隊などで使われることが多かった。
北欧神話に見られる種族。 人間よりも少し小柄でがっしりしているとさ れ、優れた工芸品や魔法の品を作り出す。 元はうじ虫だったが、神々の決定により人に似た姿と知性、力強く屈強な身体を与えられたとも言われる。
その名は古ノルド語で《勝利を守る者》を意味する。戦神オーディンの系譜に連なる。
悪竜ファブニールを倒す際に竜血を浴びたことにより不死身の肉体を得るが、その時に背中に張り付いていた一枚の葉の部分だけが生身のままとなり、唯一の弱点となった。
アステカ神話の神であり、その名はナワトゥル語の《美しい羽毛を持つ蛇》を意味し《風》、《水》、《金星》などを司る。
ケツァルはエメラルド色の羽毛を持つ実在の鳥、コアトルはガラガラヘビのことで、二つを合わせたような姿をしている。世界が滅んだ際は新たな人間を創造するため死の世界《ミクトラン》に赴き、冥界の支配者と知略戦を繰り広げるとされる。
日本神話に登場する神で、三貴神の一柱に数えられる。
ヤマタノオロチを討伐した逸話が有名だが、実際は母に会いたいと泣き喚いたり、人の土地で傍若無人にふるまったりなど、かなり多面的な性格をしている。
その力は強大で、海を震わせ山を崩すという。
富の神クーベラに仕える《超自然的存在》 ヒマラヤ山中の秘宝を守護しており、豊満な胸とくびれた腰を備える肉感的な美女。 血肉を喰らう悪鬼である反面、正法を守り善人を守護する一面もある。 仏教では夜叉と呼ばれ、毘沙門天の眷属である。
アイルランドなどの北欧の伝説に登場する猫の妖精であり、人語をしゃべり、王制を布いた文化的な生活をしている。 猫の貴族とも呼ばれ、二ヵ国語をしゃべるなど知能が非常に高い。 ビックイヤーと呼ばれる獰猛な存在もいる。
ギリシャ神話の火と鍛冶の神。 ゼウスとヘラの子で、ヘイバイストスとも呼ばれる。 オリュンポスの宮殿内の鍛冶場で神楯アイギスや地上最初の女パンドラを作ったとされる。 足が不自由とされたが、強い火の力を持ちアレスを退けたりアキレウスを他の神から守ったりしたという。
その名はアラビア語で《隠す》《見えなくする》を意味する。 アラブ世界における《超自然的な存在》の総称とされるが、寿命があり食事や結婚を行うとされる。 善の存在と悪の存在がいるとされ、人間と同じように救いを受ける者と地獄に落ちる者がいるという。
その名は《光を愛さない者》《光を憎むもの》を意味する。 ルシファーの代行者とも言われ、冷淡で意地悪な性格が特徴とされる。 召喚された場合は死後の魂と引き換えに様々な願いをかなえるという。 手に持つ鎌は、人の命を刈り取ることが出来る。
元来は神族であったとされるが、次第にディーヴァと対立する悪神・鬼神となった。 不死の存在ではないが、自らに想像を絶する厳しい苦行を課すことによって強大な力を獲得したとされる。 仏教においては帝釈天に挑み続け闘争を好む。 三つの顔と六本の腕を持ち、赤黒い身体をしているという。
《世界最悪の変人》と称される魔術師。 イングランドの資産家の家に生まれ、なに不自由ない生活を送るもオカルトにかぶれ大学在学中に秘密結社に入信する。 その後自ら魔術結社を立ち上げ、新しいタロットカードの開発や魔術書の発行など功績は多岐に渡り、実在の魔術師として名高い。 一筆書きの六芒星の印を用いたことでも知られる。
その名は《獣の中の獣》を意味する。 神が天地創造の五日目に作り出した存在で、神の傑作と評される。 海の怪物リヴァイアサンとは対の存在で、終末の時に戦い、残った方が選ばれし者の食糧になるとされる。
ツァトゥグァと共に幽閉されていた蜘蛛の神。 全身が黒檀色で覆われており、甲高い声を出すといわれている。 いつどこで生まれたかが定かでなく、暗黒の地下世界で巨大な巣を張っているがその目的は不明だったりと謎の多い存在。
ギリシャ神話に登場する神で、ゼウス最大の敵とされる。 ゼウスに対するガイアの怒りによって生み出され、あらゆる怪物の王とされる。 宇宙に達するほど巨大とされるが、最後は女神に騙され力を失いエトナ火山の下敷きにされたという。 手に持つ槍を一振りすれば山々が消し飛ぶほどの力を持つという。
かつてペルシャやイスラエルを守護していた 天使が堕天した姿。 堕天後ラグエルやウリエルを誘惑したとされる。 天使の頃の名残で姿はかわいいがかつて強大な守護天使だった力もそのままなので戦闘に長けている。
ケルト神話の運命の三女神で、《破壊》と《戦いの勝利》をもたらす女神。その名は《大いなる女王》を意味する。
英雄クー・フリンを寵愛するも断られ、腹いせに様々な妨害を行ったが、自らが傷を負った際にそれをクー・フリンに癒してもらったことから、以後再び彼を支援した。
アーサー王伝説に登場する円卓の騎士。
騎士として人望に富み、気高く公正であったとされるが、王妃グウィネヴィアとの不倫関係が運命を狂わせてしまう。親友でもあったガウェインと一騎打ちの後、自ら命を絶ったとされる。
ヤマタノオロチ伝説に登場するスサノオの妻。
生贄にされそうになった所を、スサノオによって助けられた。
名の《クシ》は《霊妙、素晴らしい》を意味し、《ナダ》は《稲田》を表す豊穣の女神。
《神のもっとも近くを占める》とされる天使。 熾天使の位を象徴する天使であり、愛と光と火を司る。 威厳と名誉に満ちた天使であり、その姿は常に炎に包まれているとされる。獅子のように吠えるとも言われる。
ギリシャ神話の神タウマースと女神エレクトラの娘。 女神ヘラの忠実な部下であり、虹を司る女神である。 《彼女が飛んだ後には虹がかかる》と言われ、苛烈な気性を持つ者の多いギリシャ神話においては温厚な気質を持つ。 女面鳥身の怪物ハーピーの姉でもある。
ギリシア神話に登場する。アポロンの妹でありオリュンポス12神の1柱。 月の化身であり、弓を持ち狩猟にも長ける。 怒らせると容赦がない報復が行われるところは兄弟で近しい気質がある。
エデンの園の東側を守護するという智天使。 絶大な威力の炎の剣を持ち、足元の車輪は全方向への素早い移動を可能とする。 その戦闘性とは裏腹に、語源は《知識》または《仲裁する者》である。
その名は《神の友人》を意味する。 天使の行いを監視する役割を持ち、また神の命令で終末のラッパを吹くとされる。 その役割にふさわしい警察的な意匠の外見をしている。
海に棲む半人半鳥の存在。 歌声で船乗りをまどわし、船を転覆させると言われている。 元はペルセポネーに仕えていたが、ハデスに連れ去られてしまいその罰で現在の姿になったとされる。
《古事記》においては、天照大御神と記述されている。 太陽神としての側面と、国生みの神より生まれた巫女の側面の両方を持つ。 天岩戸にその身を隠すと、地上界の光が失われるという
《旧約聖書》の創世記に登場する。 アブラハムとサラという人間の両親から生まれ、神から《イサク》つまり、《彼は笑う》と名付けられた。 その身を炎によって神に捧げることを求められ、応じようとした。180才でこの世を去り、天へ上る。
太陽の瞳を持つといわれるエジプトの女神。 ラーの娘ともいわれ、その眼は地上を監視するためにあるとされる。 聖なる獣とされていた猫の頭を持ち、豊穣や多産を司っている。 ファラオの守護者としての役割を持ち、人間を病気や悪霊から守る女神とされる。
《オファン》という別名も持つ。 能天使の命令を忠実に実行する高位の座天使の一人である。 座天使《オファニム》の長ともされ位の名の元となった。そのほかにも月を支配することから時には《月輪の天使》と呼ばれる。